• SilverFast - Quality Scanner and Digital Imaging Software made in Germany since 1986
会社沿革 ― 設立の背景 ― 特許・発明

会社概要

LaserSoft Imaging はプロフェッショナルの場にもプライベートの場にもご使用いただけるスキャナーとイメージソフトウェアのパイオニアとして、高い評価を得ています。テクニックイノベーションとしての主製品のSilverFast®を定期的に改善し、アップデートを行い続けています。

画像処理技術の分野におけるRudolf Hellの卓越した革新的強みに触発され、物理学者で先見の明のあるカKarl-Heinz Zahorskyは 1986 年に LaserSoft Imaging 社を設立しました。彼は 1994 年に SilverFast コンセプトを開発しました。ツァホルスキーはデスクトップイメージとデスクトップカラーマネージメントに着手し、今日LaserSoft Imaging社の代表者です。

K.H.ツァホルスキーはプロの飛行家でもあり、シングルエンジンのMooneyとパイパー・マリブで大西洋を横断するフライトを何度も経験しています。彼のフライトのいくつかはこちらから: www.zahorsky.net

LaserSoft Imagingの本社はドイツ・シュレースヴィッヒホルシュタイン州 (Schleswig-Holstein)の州都であるバルト海の都市キール(Kiel)にあります。キールは、毎年国際ヨットレースイベントが開催されるヨーロッパのセーリング都市としても知られています。 1997年にはアメリカ、フロリダ州サラソタに支社を開設しました。Helga Bischof 女史の共同監督の下、合わせておよそ30人の従業員がLaserSoft Imagingに勤務しています。

SilverFast製品群には、スキャナ、デジタルカメラ、プリンタ、HDR画像処理用のソフトウェア、およびさまざまな特別なソリューションが含まれています。 IT8キャリブレーションのために、LaserSoft Imagingは高品質のターゲットを自社生産で製造しています。SilverFastは、全自動IT8キャリブレーションやMulti Exposure 機能(どちらも特許取得済み)のような高性能な機能を特徴とする、スキャニングとアーカイブソフトウェアの分野における標準ソフトとなっています。

会社の沿革

  • 1986 – LaserSoft Imaging 創立 - 創立者カール・ハインツ・ツァホルスキー。

  • 1987 – Pixelogic(USA)のVideo-Digitizer ProVizでコンピューターカラー修正を手がける ヨーロッパでLaserSoft Imagingがパートナー企業となる。

  • 1989 – Canonをサポートし、CanonのStill-Videoとデジタルカメラでの作業行程をプロモートする RC760は新聞出版分野で使用される。LaserSoft ImagingはHell AG画像作業の新しいデスクトッ プテクノロジーのアドバイザーとなる。

  • 1990 – Mac作業でのHell Chromacom画像作業システムであるRiplinkの販売に携わる。

  • 1991 – LaserSoft Imagingが有限会社(GmbH)となる。

  • 1994スキャナーソフトウェアSilverFastの開発が始まる。

  • 1995 – CeBIT(デジタル産業のメッセ)でのSilverFast Ai v.1プレゼンテーションが行われる。SilverFastが初めてEpsonスキャナーGT9000と共に出荷される。

  • 1996 – SilverFast v.2が発表される。

  • 1997 – フロリダに支社を開設 PrePressのカラーツールと2段階のユーザーインターフェース(highendと entryレベル)と共にSilverFast v.3をアピアランスされる。SilverFast PhotoCD, SilverFast DCそしてSilverFast HDRが紹介される。

  • 1998 – IT8キャリブレーションと共にSilverFast v.4がリリースされる。

  • 2000 – マルチサンプリングとして新機能と共にSilverFast v.5が紹介される。 SilverFast SEの導入。

  • 2001NegaFixJobManagerと共にSilverFast v.5.5が発表される。

  • 2002 – LaserSoft Imagingが有限会社に変わる。 SilverFast v.6が多くの新機能と改善された機能を備えて発表される。

  • 2004 – SilverFast SE Plus, Ai Studio, SilverFast DC ProがCeBitで発表される。「SilverFast – オフィシャルブック(das offizielle Buch)」がドイツ語で書かれる

  • 2005 – SilverFat Prin Taoが新しくなり ハイエンドのハイデルベルグドラムスキャナー(Linotype)のサポート。

  • 2006 – 改良されたiSRD®, 赤外線キズホコリ除去機能搭載機能ソフトのSilverFast v.6.5が発表される。

  • 2008自動IT8キャリブレーションSilverFast Multi-Exposure®の特許取得 。SilverFastがEDP(ヨーロッパデジタルプレス協会)で「Best Color Management Software of Year 2008」を受賞。

  • 2009 – アーカイブ化Archive Suiteの機能としてSilverFast 64Bit-SupportとHDRi発表。

  • 2010解像度ターゲット(USAF 1951)開発、 科学経済企画省ZPW (Future-Economy)プログラムへの参加。LaserSoft Imaging は SilverFast OfficeScannerファミリー機器でのハードウェアとソフトウェアのコンビネーションにより、ドイツ連邦印刷局の公式証明書アウトプットのデジタル化方式の確立に成功した。

  • 2011 – 新世代: 完璧な機能を備えた新開発スキャナーソフト SilverFast 8 の発売。 新しくデザインされたユーザー・インターフェースと共に、重要な機能としてWorkflowPilotが加わる。

  • 2012 – 画像編集ソフト SilverFast HDR が新たにSilverFast 8バージョンの機能に加わる。

  • 2013 – Epson と Canonの大型フォーマットプリンターのためのソリューションPrinTao 8の新開発。

  • 2014バーチャルライトテーブル VLTと共に新SilverFast アーカイブスイーツ 8 にはDNG RAWデータフォーマットのサポート機能を開発。

  • 2015 – 再開発されたJobManagerとJobMonitor iPhone アプリ、新しいRAWデータフォーマットHDRi RAW処理と ICC-プリンターキャリブレーション機能搭載でSilverFast v.8.5として生まれ変わる。LaserSoft Imagingが、”シュレースヴィッヒホルシュタイン州(Schleswig-Holstein) – 正真正銘の北 -” の 経済促進技術開発組合 (WTSH) の相談担当をさせていただく

  • 2016 – SilverFast 8.8への複数の新開発機能完了:カラーサーバーSRDxクローンツール

  • 2017 – LaserSoft ImagingはLouisenlundで開催された第1回ワールドマーケットリーダーフォーラムに参加。 新しいスキャナー(SilverFast 8.8)、プリンター(PrinTao 8)、Photoshopバージョン(SRDx)をサポートするための継続的な製品開発。創業者兼CEOのカール・ハインツ・ツァホルスキーがパイパー・マリブで地球を一周

  • 2018 – ISO規格12641-2に準拠した新しいIT8ターゲットを含む 「アドバンスドスキャナーキャリブレーション」を開発、 その設計にLaserSoft Imagingが全面的に貢献した。

  • 2020 – ISO12641-2がISO委員会で正式採用されました。新しい「アドバンスドターゲット」を認証機関Fograでテストし、色精度を確認。さらに:SilverFast 9がリリースされる。ユーザーインターフェース、内部プロセス、アルゴリズムが最適化され、さらに使いやすくなる。総合的な350ページ以上の電子書籍 “Create Brilliant Images with SilverFast “が出版される。

  • 2021SilverFast ExpressScan機能が、Archive Suiteに含まれる。この機能は、連続する画像を一枚ずつではなく、まとめて1つの処理でデジタル化する新しいスキャン方法である。ExpressScanはドイツ特許出願中。

  • 2022 – SilverFastのウェブサイトを全面的にリニューアル。

特許

SilverFastは、LaserSoft ImagingのCEO兼社長であるカール-ハインツ・ツァホルスキーが考案した革新的で高性能な機能の開発を継続的に発表しています。これらの機能の多くはSilverFast独自のもので、特許を取得しているものや特許出願中のものもあります。

Multi-Exposure

US 8,693,808 & EP 1744278

複数のデジタル画像レイヤーを自動的に正確に重ね合わせるソフトウェア技術: Multi-Exposure を使用することで、フィルムストリップのような透明な画像原稿を、異なる露光条件で2回スキャンします。ダイナミックレンジが大幅に向上したことで、特に暗い部分の鮮明な画像を保証します。

ExpressScan

US 11,558,529 B2

フラットベッドスキャナーのスキャン時間を大幅に短縮できるスキャン方法: スライドなどのスキャン方向が隣り合う原稿を自動的に認識し、1回のスキャンでまとめてデジタル化します。50%から75%の時間短縮が可能です。

全自動IT8キャリブレーション

EP 1594301(期限切れ)

自動スキャナーキャリブレーションを可能にするバーコード技術:IT8ターゲットをスキャナにセットし、キャリブレーションアシスタントを開始すると、適切なリファレンスデータが自動的にダウンロードされ、キャリブレーション測定データと共に計算され、個々のスキャナプロファイルが作成されます。

LaserSoft Imagingに関する記事

オランダの雑誌『Connected』の「Photo Special」にて、LaserSoft Imagingとその創業者でありCEOのカール・ハインツ・ツァホルスキー氏について紹介しています。なぜキール市は映像産業にとって重要なのか?ドイツ人発明家Rudolf Hell(ルドルフ・ヘル)は、この件とどのような関係があるのでしょうか。また、この北ドイツのソフトウェア会社は、どのような革新的なアイデアによって、デジタル化とデジタル画像ソリューションの世界的なリーディング・カンパニーとなったのでしょうか。この記事に詳しく掲載されています。

LaserSoft Imaging のプロフィール

以下のPDFにてLaserSoft Imagingの会社の構成や主要製品について概要を紹介しています。