スキャンされたガーデン
クリスチャン・ステーブラー(Christian Staebler)
クリスチャン・ステーブラー(Christian Staebler)
私は自分のアーカイブで500回以上ものスキャンを行い、私のクライアント向けグラフィックレイアウトと同じく、
作業の大切なベースとなっています。ここでの作業は、スキャンした素材から架空の風景を作り出すことです。
たとえ、水の下に植物がなくても、魚はメインのテーマ、水草のテーマです。
金魚はバルコニーで見つけました、我が家の猫が庭の池で捕まえたものです。
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この一連のイメージは
同じ 25x20cm のサイズです。従って、まずこのサイズに背景をカットしました。
今度は、この背景の上に様々な素材を、構図が見る物にとって調和が取れるように重ねました。 ここでは、カラーコントラストと各アイテムの量のバランスに対して黄金比に注意を払いました。 実際に黄金比にしたがってみましょう。 私はまず、4つの対応している交差のグリッドを作ります。 この場合注意するのは、ゴールド色が左3分の1を占め、魚の目が交差点(右下)に正しく置かれる事です。 その後、Photoshopのレイヤー効果(オーバーレイ機能)を多用します。 植物に関しては、私は透明効果を使いました。 このタイムのように慎重にカットした素材は影もできるのでイメージ全体に奥行きを出すことができます。 最終的にすべての要素をアレンジしました。 それらはすべてPhotoshopパレットのレイヤー内で見ることができます。 最終結果は左下画像に見ることができます。 これらの一連のイメージは"Scannographie" カテゴリーの 私のホームページで見ることができます。 その結果は写真でもイラストでもありません。 パースなし、被写界震度なし、個々の素材の不思議な部分と驚くほどのシャープネスがイメージ全体を通して、 見る者に「ノーマルな視点」以外の異なった何かをもたらしています。 スキャノグラファー達はスキャナーの限界の中でレコーディング中に動かしたりして遊びます。 1回のスキャンは数秒です。 もしあなたが素材を動かすと、それはちょっとした特殊効果になります。 20世紀初期のイタリア前衛芸術派の作品のような、抽象的なイメージになります。 スキャノグラフィーは難しいものではありません。 パソコンとスキャナーがあればそれで良いのです。トライしてみてください。 この機能をさらにご覧になりたい方は、ウェブサイトScannography.org を訪れてみてください。様々な、独自のスタイルをもった多くのアーチストを見つけることができるでしょう。 |
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